相場が大きく動いた1週間

 今週は7月31日のFOMCでの0.25%利下げによる円安株安から、トランプ大統領の中国に対する関税発言での円高株安へと、為替は激しい上下動、株価(NYダウ)は3日続落と大きく動いた一週間でした。普段であればアメリカの雇用統計の結果で相場が動くことが多いのですが、結果が市場予想通りであったこともあって、すっかり影の薄い存在となってしまいました。

   ニュースでは「米中貿易戦争激化」的な言われ方がなされますが、そもそもこの話は前に進んでいくはずがないものなので(そもそも貿易の問題ではなく覇権争い)、それがあらためて確認されました、という程度の話だと思うのですが、相場を動かすきっかけとして大きなニュースにしたい人たちがたくさんいるということなのでしょう。

 

アメリカよりもヨーロッパ主導の円高

 米ドル円はこの1週間で2円の円高ですが、ユーロ円は2.5円の円高、ポンド円は5円の円高となっています。一方ユーロドル、ポンドドルを見てみますとどちらもドル高となっています。つまり通貨の強さで言うと、円>米ドル>ユーロ>ポンドの順であり、ドルが弱いのではなく、ユーロとポンドが弱いことによる円高だと思われます。

 実際アメリカに比べてヨーロッパの景気は芳しくありませんし、ポンドはハードブレグジット問題があります。またヨーロッパの国々はドイツをはじめ、中国への貿易依存度が高いため、より通貨安を生んでいるようです。   

夏枯れ相場はチャンス?!

 多くの欧米の投資家が夏休みを取っている時期でもあり市場が閑散としている中で材料が出てくる(作り出せる)と、相場が一方向に大きく振れやすく、ともすると行き過ぎることが往々にして出てきます。長期投資をしている立場としては、そういうときこそ予想以上の下値で拾うチャンスとも言えます。

 私の米ドル円積立は、前回の記事でも書いたように105円に指値をしてあります。また、NISA口座では昨日の下げで、1,357円で指値をしていたJFEホールディングス(5411)が約定してしまいました。相場全体が下げている上に、先日発表された日本製鉄(5401)の決算発表が悪く、配当も大幅減額されたことも相まって、鉄鋼業界は連想売りから各社とも株価を大幅に下げたためです。

JFEホールディングス自体の決算発表は9日なので、そこで配当が減額されると株価も下がるし利回りも悪くなりますが、果たしてどうなるでしょうか?



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